1998年生まれ。
ウィーン国立音楽大学指揮科で学ぶ。
これまでにピアノを亀山久美子、米田栄子、ノーマン・シェトラーの各氏に、
指揮を曽我大介、ヨハネス・ヴィルトナーの各氏に、オペラコレペティションをコンラッド・ライトナー氏に師事。
またマスタークラスで尾高忠明、ヨルマ・パヌラ、ヨハネス・シュレーフリの各氏からも指揮を学ぶ。
本年10月には第7回ロヴロ・フォン・マタチッチ国際指揮コンクールにセミファイナリストとして最年少で出場。
同じく9月に開催されたラドルフツェル国際マスタークラス(独)では、最年少で受講し終了演奏会に出演。地元紙から「指揮台での身体的動作と舞踏のような指揮法をもってこの曲の意味を表した」、「日本の武道のように力強く、鋭い眼光と、魔法使いのような指先で歌を導く」と評された。
これまでにクロアチア放送交響楽団、南西ドイツフィルハーモニー管弦楽団を指揮。
VYOでは2018年6月にはブラームス交響曲全曲を一晩のうち演奏し、同年にはマーラー作曲交響曲第10番第1楽章の自身補筆版をするなど、実験的な行動をする。
指揮者としてのみの視点ではなく、より高位にある哲学、思想史、美学的かつ何よりも自然的な美を追求。
故郷茨城県常陸大宮市鷲子の山奥にバイロイトを超える劇場を建設し、音楽祭を開催するという野望を持つ。
2015年よりVirtuoso Youth Orchestra 音楽監督。